【ワイナリーコメント】▼2025 ファンピー ロゼ泡
食用ぶどうの可能性を追求すること、そして楽しくてハッピーな味わいを目指しているのがファンピーシリーズです。
ロゼ泡は昨年つくらなかったので2年ぶりの登場。2025年はスチューベン、キャンベルをベースに少量のタナ、ヤマブドウ、ベリーA、青デラをブレンドしました。
スチューベンと青デラは白造り、キャンベルとタナは赤造りとロゼ造りの各2ロット、ヤマブドウとベリーAは赤造りと品種ごとの役割に合った醸造をおこないました。
ファンピーの骨格となる生食ぶどう×少量のヴィニフェラの組み合わせですが、ロゼに関しては正直まだ自信の持てるヴィニフェラがみつかっていません。
今年はタナを加えたことで、やや硬質感のある真紅なニュアンスが感じられます。
例えるならミネラリーなプロバンスロゼ系の方向性ですが、しっかりファンピーらしさも持っているのでとても日本らしいスタイルのロゼに仕上がったと思います。
ロゼ泡はスティルのペティアン版ですが、ガス感が加わるだけでもかなり味わいの印象が変わります。
ザクザクとした飲み口とファンピーらしい果実味が合わさって最高にハッピーなワインになっています。
暑くなっていくこれからの季節に明るい時間から飲みたくなる、そんなワインになりました。
口に含むと木苺、ピンクグレープフルーツ、カシス、フェンネル、クローブなどのアロマを感じます。
ふくよかな果実感が広がり、柑橘のほろ苦いニュアンスとキレの良い酸味が余韻をスッキリとさせてくれます。
2.5気圧程度の感が口の中に広がり、スティルとは違ったジューシーさを演出しています。
しっかりと冷やして食前酒として楽しむもよし、すこし温度を上げて前菜と一緒に楽しんでも美味しいと思います。
ワイン製造責任者 掛川史人
ワイン醸造責任者 草野竜征