取扱いのお酒について

日本酒

酒屋やよいは昭和初期、初代羽生七兵衛が羽生キミと弥彦村で小さな食料品店を立ち上げたのが始まりです。
地元の料飲店、旅館、個人のお客様を中心に商いをさせていただき、二代目の羽生信二の代に“新潟の地酒”専門店へ方針を転換。
蔵元の大小を問わず、ただただ旨い酒を醸す、本当の味わいを追究する新潟の酒蔵とともに、新潟の素晴らしい清酒をお勧めさせていただき今日にいたります。

三代目の羽生雅克が生まれる前からのお取引の蔵元も多いですが、現在も酒質の良さを第一に、酒造りのへの姿勢など、心からお勧めできる、新潟の酒蔵が醸したお酒に誇りを持ってお取り扱いさせていただいております。

平成29年から酒屋やよい彌彦神社前店2階に「酒屋やよい テイスティングルーム」を整備いたしました。
伝統を守りながら、革新的な取り組みにも挑戦する“新潟清酒”の魅力をより深くご体感いただき、心躍るような新潟清酒との出会いを、お手伝いさせていただければと考えております。

料飲店様はもちろん、個人のお客様のご自宅用、ご贈答用にお気軽にお問い合わせください。

日本ワイン

「ワインは造ったことが無いから…。」それが酒屋やよいの三代目 羽生雅克がワイナリーへ修業へ行きたいと考えた最初の想いでした。

学生時代、東京青山のソムリエスクールでバイト中に素晴らしいワインの世界に虜となり、大学を卒業後山梨の「ルミエール」に入社。
3年の間お世話になりました。当時は小さなワイナリーだったので、ラベル張りから、配達、栽培、醸造までさまざまなシーンを経験させて頂きました。

その時代に一緒に業界にいた仲間達が全国で独立し、そのワイナリーのワインを中心にお取扱させていただいております。
また近年は新潟のワインも注目されており、カーブドッチ(欧州葡萄栽培研究所)がワイナリー企業塾を立ち上げ、同社の近隣にワイナリーを独立させて新たな産地「新潟ワインコースト」のワインや、120年以上の歴史を誇る「岩の原葡萄園」、日本ワインコンクールで数々の賞を受賞している「胎内高原ワイン」など、全国から注目される新潟のワインもお勧めさせていただいていております。

日本ワインの更なる魅力の発信のため、ワイナリーや造り手と協力し、メーカーズディナーやテイスティングデー等イベントも多数企画しております。
酒屋やよいオススメの楽しく美味しい日本ワインをぜひお試しください。

本格焼酎

南国宮崎、小玉醸造の金丸潤平杜氏との出会い。この出会いが酒屋やよいの本格焼酎の“道”への始まりです。

酒屋やよい三代目 羽生雅克の2つ上の先輩(東京農業大学醸造学科卒)である金丸氏は埼玉県蓮田市の神亀酒造で修業され、日本酒蔵も驚くような、丁寧な手づくりの製麹にこだわられています。
本格焼酎について多くの事をお教え頂き、現在は金丸潤平杜氏が醸す「杜氏潤平」「潤の醇」を中心に、宮崎、鹿児島、沖縄そして地元新潟の本格焼酎をお取扱いさせていただいております。

酒屋やよいがお勧めする本格焼酎、宮崎県は芋から自社で栽培されている「旭萬年」の渡邊酒造場、伝統の甕壷仕込みの「八重桜」「一壷春」、シラス台地から湧き出るまろやかな仕込水で醸す「松露」、自然豊かな若山牧水のふるさと日向市東郷町の「日向あくがれ」、鹿児島県は晩酌の人気NO1薩摩川内市の「蔵の神」、メディアからの注目も高く農業から取組む「八千代伝」、当店と同じ名前で最も早くからお取引いただいている奄美の黒糖焼酎「弥生」などなど。
そして沖縄県石垣島の泡盛「請福」、長野県の「亀の海」「入魂」。

個性に溢れ多彩な味わいと香り。
酒屋やよいは料飲店様はもちろんご家庭でもお料理のコンセプト、お食事のシーンに合わせてご提案させていただきます。
酒屋やよいがお勧めする、日本の蒸留酒「本格焼酎」をお楽しみください。

ローカルビール醸造事業
弥彦ブリューイング

醸造所は弥彦村弥彦、「けんしん」さんの交差点を弥彦山に向かって左に曲がった50m先の有限会社弥生商店の本店内です。外観は酒屋のままなので、気がつかないで通りすぎるお客様も多いです。
お店の中は半分が醸造所。半分がタップルーム(ビアバー)になっています。タップルームでは弥彦ブリューイングのローカルビールをお楽しみいただけます。苦味控えめでフルーティーな味わいです。

ビール造りで欠かせない、麦芽を煮込む鍋は燕市の江部松商事さんから購入させていただきました。この鍋で麦芽と一緒に伊彌彦米や、その他の副原料(菊、枝豆、ぶどう、洋なし等々)を一緒に煮込んで麦汁だけ発酵させます。
弥彦ブリューイングでは弥彦村の農産物はもちろん、近隣の三条市産の桃、新潟市西蒲区産の柚子やキウイもビールの副原料に使用しています。

弥彦ブリューイングには立派なステンレス製の発酵タンクはありません。ホームセンター等でよく見かける「チェストフリーザー(冷蔵庫)」の中に、食品用のポリ袋を2重に引いて、その中で液体を発酵させる「石見式醸造法」でビールを造っています。主発酵は10日〜2週間ほど。その後、さらに2週間〜数か月熟成させてから蔵出しとなります。
とても小さな醸造所です。少量生産ですが、大きなこだわりを持って醸造に取り組んでいます。