【ワイナリーコメント】
【醸造家 目黒氏からご案内】
2015年より、自社畑のぶどうの植樹及び委託醸造を開始して、紆余曲折ありながらも、2020年より、少しずつぶどうの収穫ができるようになりました。
とは言っても、自社ぶどうのみだと、1樽や2樽仕込みのごく少量になってしまい、ぶどうのポテンシャルもまだまだですので、より信頼のおける農家さんとのアッサンブラージュで、まとまった量を仕込んでおります。
2027年ごろからは、100%自社ぶどうで、モノセパージュメインのアルフィオーレのドメーヌシリーズ『AL FIORE』もスタートすることと思います。
しかしながら、今は無理せず、等身大で一歩一歩確実にという意味合いを込めて、新たなドメーヌの序章として、『PASSO A PASSO』という自社畑のぶどうを含むワインをスタートできることとなりました。これも一重にみなさまの応援のおかげさまと認識しております。いつも応援いただきましてありがとうございます。
ラベルデザインに関しましては、従来からお付き合いがあり、ワイナリーのエントランスの空間デザインも手掛けてくださいました、世界的デザイナーの柳原照弘氏によるものです。
ぶどうが初収穫を迎える頃、弊社代表であり、私の妻でもある礼奈がお腹に生命を宿したタイミングにちなんで、ラベルデザインの中に、彼女の胎内のエコー画像が映し出されたデザインになっています。我が子の成長を見守ると同時に、ぶどうも同じ愛情で引き続き育んでいこうという想いが詰まっております。
2024年はすでに、100%で仕込めているcuvéeが2つほどありますが、これも現時点では、『PASSO A PASSO』にするか、『AL FIORE』にするか迷っております。
「これぞアルフィオーレ!」として納得のいくワインになるまでは、『PASSO A PASSO』としてリリースできればと思います。
味わいや香り、ボディーや全体のバランスなどは、今まで培った醸造技術と、農家さんの素晴らしいぶどうのおかげさまで、フラッグシップであるファットリアアルフィオーレシリーズ並みのクオリティに引けを取らない、十分にご満足いただける品質に仕上がっております。
自社畑だから特別なものということにはしたくなく、自社畑だからこそ、究極を突き詰めていけたらと思います。いつまで経っても終わりの見えないモノ造りではありますが、私たちの代に留まらず、2歩も3歩も先行く未来を見据えて、世界に誇れる日本ワインの一助となるべく精進して参りますので、どうかみなさま、今後とも末永いお付き合いとご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
Fattoria AL FIORE
醸造家 目黒 浩敬